クリエイティブ会社への依頼で失敗しないブリーフィングの書き方
クリエイティブ会社への発注で一番多い失敗は、ブリーフィングが曖昧なことです。「いい感じに」「おしゃれに」「旅行っぽく」。これらは発注の言葉ではなく、希望の感情です。制作側はその言葉から何かを作ることはできますが、それがクライアントの期待と一致する保証はありません。
ブリーフィングに必ず含めるべき5項目
最低限、以下の5項目が揃っていれば、制作側は動けます。
- 誰に向けたコンテンツか(対象者の具体的なイメージ)
- 何をしてほしいか(写真撮影なのか、Web制作なのか、コピーなのか)
- いつまでに必要か(公開日・入稿日・イベント日)
- 予算の上限(「応相談」は制作側が動きにくい)
- 好きな参考事例(他社でも他業界でも、「これが好き」という具体例)
「嫌いなもの」を伝えることの重要性
「好きなもの」を伝えるのは比較的簡単ですが、「嫌いなもの」を伝えることも同じくらい重要です。「派手な色は使わないでほしい」「人物写真は使いたくない」「英語のコピーは入れないでほしい」。こういった制約を事前に共有しておくと、修正の往復が減ります。
ブリーフィングの段階で「これだけはやめてほしい」を3つ挙げてもらうようにすると、認識のズレが早い段階で見つかります。
修正回数の認識を合わせておく
制作の見積もりには、修正回数の前提が含まれていることが多いです。「2回まで修正込み」という条件で見積もっているのに、5回修正が入ると、追加費用が発生するか、制作側の負担になります。
契約前に「修正は何回まで含まれているか」「追加修正の費用はいくらか」を確認しておくことで、後からのトラブルを防げます。
ブリーフィングに時間をかけることは、制作期間を短縮することに直結します。「まずは話しかけてみてください」という気持ちで、早めにご相談いただけると助かります。